もともとジャズが好きでその発祥の地とも言えるニューオーリンズ には一度行ってみたかったのが念願かなったのですが、予想していた以上に楽しい旅となりました。
巡ったところの感想とスポットごとの紹介をおすすめな場所順に挙げていきます。
とは言っても人によりおすすめスポットや楽しめるところは変わるかと思いますので、紹介の順序は参考にする程度にしていただければと思います。
目次
蒸気船クルーズ
まず最初に私が最も素晴らしいところとして挙げたいのは、蒸気船クルーズです。このクルーズはお洒落な観光船でミシシッピ川をクルージングするというものですが、この船の雰囲気やミシシッピ川とその周辺の風景を楽しめるというだけではないのです。
その最大の魅力はクルージング中に流れるジャズの演奏です。これが加わるだけで風景や雰囲気が倍増すると言っても良いでしょう。
まさにテレビの撮影のような優雅なひと時を味わえます。ただ、私はちょうど天気もよく晴れていたので十二分に楽しめましたが、雨が降ってくると楽しみは半減してしまうかもしれません。
ちなみに乗れるなら何隻かある観光船のうちナッチェス号に乗ることをおすすめします。というのもこれが唯一の蒸気外輪船だからです。
蒸気外輪船はトムソーヤーの物語の舞台でも活躍した昔ながらの船で、その時代の雰囲気をも楽しめるので特におすすめとなります。
もともとニューオーリンズ はミシシッピ川を使った交易や運搬事業などで栄えた町でもあります。蒸気外輪船に乗ればその当時の雰囲気を味わえるのでぜひとも乗ってみて欲しいと思います。
夜のバーボンストリート
次におすすめするのは、ジャズ好きの私としてはこれも外せない、夜のバーボンストリートです。
このバーボンストリートはその名前から多くの人が思い浮かべる雰囲気そのままの通りと言っても良いでしょう。通りにはレストランやお洒落なバーが立ち並んでいて、そのお店の多くからは様々なジャズの音楽があふれ出てきています。
いつもではありませんが、ニューオーリンズ・ミュージカル・レジェンドパークという広場ではライブが行なわれていることもありますのでここを覗きに行くのも良いでしょう。
また気になった音楽が聞こえてきたバーに入ってみるのもいいかもしれません。さらにホテルなどではどちらかと言えば格式高い落ち着いた雰囲気でジャズが楽しめるバーが入っていたりしますし、プリザベーションホールへ行けば建物の中のレトロな雰囲気も楽しみつつ本場のジャズを楽しむこともできます。
ただ、行くと確実に夜更かしすることになるのは請け合いなので、翌日の日中の眠気だけは我慢しなければいけないかもしれません。
そのくらい特にジャズ好きにはおすすめのエリアです。私は徹夜まではいかないまでもかなりの夜更かしをしてしまいました。しかし全く後悔はしていないです。
コンゴスクエア
またジャズ関連で言うならば、ぜひともおすすめしておきたいスポットがコンゴスクエアです。
この広場はジャズ発祥の地たるニューオーリンズ の中でも特に歴史ある場所で、まだこの地域がスペインなどの領地だったころからアフリカ系の人たちがここで演奏したり歌を元に踊ったりした場所として知られています。その頃のことを思い浮かべながら散歩してみると、一際楽しめるかもしれません。
セントルイス大聖堂
またニューオーリーンズ の観光はジャズだけではもちろんありません。他にも様々な観光スポットがたくさんあります。例えばセントルイス大聖堂などはまさにニューオーリンズ のランドマークとも言える建物で、ぜひとも訪問しておいた方が良い場所だと言えるでしょう。
特にここは周辺の広場とともにかなりの写真映えするスポットなので、SNSなどに見栄えのある写真を載せたいという方や記憶に残る写真を撮っておきたいという方は是非とも行った方が良いです。またもちろん外から見るのも壮観ですが、中の装飾なども圧倒的でかつ歴史を感じさせてくれるのでぜひとも見学することがおすすめです。
ブードゥーミュージアム
また博物館などが多いのもニューオーリンズの特徴ですが、その中でも他にはない観光スポットと言えばブードゥーミュージアムです。
この博物館は規模自体は小さいのですが、アフリカ系の信仰であるブードゥーの文化を感じることができ、また新しいニューオーリンズ の一面を見ることができます。
グルメ
他にはニューオーリンズ ではグルメも様々なものが堪能できます。影響が色濃く出ているのはフランスやスペインの料理ですが、ケイジャンなど様々な地域のものが混ざり合ったグルメはとても美味しいものが多くあります。
特にスイーツではベニエというドーナツのようなものが手軽に食べることができてとっても美味しいのでぜひとも食べてみて欲しい一品です。
このようにニューオーリンズ はジャズの聖地としてだけでなく様々な楽しみがある魅力的な場所となっています。私もまた行きたいと思うくらい見てまわれなかった場所がたくさんあります。気になる方は一度検討してみてはいかがでしょうか。