鳴子温泉の観光のおすすめ!陸奥の名湯を心ゆくまで楽しむ

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宮城県大崎市鳴子。古より秋保、飯坂と並び奥州三名湯と謳われる鳴子温泉。自宅から車で二時間ほどのこの地には宿泊、日帰りを問わず何度となく行っております。

 

鳴子温泉郷と言われる5つの温泉地。鳴子、東鳴子、川度、中山平、鬼首。この中でも中心にあり温泉街の規模が最も大きいのが鳴子温泉です。

 

観光地である鳴子温泉の独断のおすすめをご紹介します。

 

目次

旅館すがわら

旅行サイトや雑誌等に記載されているように、泉質の種類が本当に豊富なため宿ごとに異なる泉質の源泉を持ち、2つ以上の源泉を所有している宿もあるそうです。その中でも個人的に最も好きな温泉及び宿は「旅館すがわら」さんです。

 

創業は江戸時代の、客室数は20に満たない比較的こじんまりとしたお宿の温泉はぬるりとした肌触りの体に染み込んでいくような感覚を感じる、肌に優しい美肌の湯であり、体の芯からよく温まる湯でもあります。大浴場の他、宿泊客は無料で入れる貸し切り風呂が4つも有りるのが嬉しいですね。

 

そしてこちらの温泉の特徴は時々青く色が変わることです。その色は「すがわらブルー」と言われ、こちらのお宿には7回宿泊していますが内2度すがわらブルーに当たりました。初めて見たときは大浴場の温泉がまるで三陸の海のように青く透き通っていて自然の神秘を感じ、感動したのを今でも覚えています。

 

そして不思議なのが全ての風呂の湯がすがわらブルーになるとは限らないことです。僕が行った時もすがわらブルーになっていたのは大浴場のみでした。理由は定かではありませんが実に興味深いです。

 

そして温泉と来れば付き物と言えるのはそう食事です。すがわらさんは食事の評判も良く、実際私自身、泊まるたびに大満足しております。東北を代表するブランド牛である仙台牛に三陸の海で水揚げされた宮城県産の魚介類。

 

地元大崎市産のブランド豚、伊達さくらポークに地場産の新鮮野菜やお米。上質な食材を丁寧に作りこんで供される料理はどれも美味しいですが特にお勧めはステーキ、味噌ステーキ、すき焼きから選べる仙台牛料理です。

 

濃厚でいて濃密な肉の旨味とサラリとした脂のコク、とろけるような柔らかさ。思い出しただけでもよだれがでそうです。

 

泊まっているお客さんも老若男女を問わず幅広い世代に利用されているリピーターの多い観光に最適の人気宿です。

 

コーヒー喫茶純

温泉街を歩いているとコーヒー喫茶純という喫茶店があります。昭和レトロな佇まいのこちらのお店はコーヒーは元よりメニューが豊富です。

 

サイフォンで入れたコーヒーは薫り高く店の雰囲気にマッチしています。自家製のトマトソースを用いたフワフワ卵のオムライスも人気です。温泉地にて忙しい日常を忘れて飲むコーヒーは普段飲むコーヒーとはまた違った味わいがありました。

 

鳴子の東隣の東鳴子温泉に足を運ぶとそこには湯治場の風情を色濃く残した世界が広がっています。江戸時代には伊達藩の御殿湯であった由緒正しき温泉地は鳴子温泉郷の中で温泉と言う物の本質をかんじとれる最もディープな観光地と言えるかもしれません。

高友旅館

その中でも全国のコアな温泉ファンが訪れる老舗旅館が高友旅館です。油臭がする黒湯と呼ばれる温泉の湯舟に浸かると宿はもちろん温泉街そのものの歴史を感じます。

 

川渡温泉

更に東隣にある鳴子の東の玄関口には川渡温泉があります。どの温泉地も開湯1000年を超える鳴子温泉郷で、最も早くに開湯した鳴子で最古の温泉地が川渡温泉だそうです。

 

その中でも最も古いのが川度温泉共同浴場です。かなり熱めのこの湯こそが鳴子最古の湯です。熱めの温泉がお好きな方や歴史好きな方は入ってみた方がいいと思います。

 

鳴子温泉郷の西の玄関口にある中山平温泉に行けばヌルヌルのウナギ湯が楽しめますよ。共同浴場の「しんとろの湯」のそれはウナギ湯の呼び名通りぬるっとした肌触りで肌を優しく潤す湯です。

 

温泉地での食事には蕎麦が似合うと個人的におもっているわたしがお勧めする鳴子のお蕎麦屋さんは登良家(とらや)さんです旅館でもあるこちらの蕎麦は毎朝打つ自家製であり山形県と北海道のそば粉をブレンドしたものです。ツルリとしてコシがある細目の冷たいそばを湯上りに食べると火照った体に気持ちがいいものでした。

 

鳴子の名産品の1つには、こけしがあります。東北の観光地にはこけしの名産地でもある所がいくつもあるんですが鳴子のこけしはその中でも特に知名度が高いようです。

 

大きさの違う様々なこけしと、こけしをモチーフにした商品の数々。ほっこりとした優しい顔立ちの鳴子こけしに癒されてみるのもいいんじゃないでしょうか。

 

紅葉の名所

また鳴子は東北を代表する紅葉の名所でもあるんです。鳴子狭が有名ですが温泉地全体を見渡して自分好みの紅葉スポットを見つけるのも一興ではないかとおもいます。それに秋の時期だけでなく新緑の季節の若葉も紅葉とは違う美しさが有りました。

 

このように私達日本人が昔から愛好してきたものの魅力がタップリと詰まった鳴子温泉郷は、温泉好きな方は勿論。初めて温泉旅行に行かれる方にもお勧めのスポットです。

 

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