しまなみ海道のレンタサイクルは快適です

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しまなみ海道を尾道から今治まで友達と2人で歩いた時の体験談をご紹介します。途中からはレンタサイクルを借りましたが、そのレンタサイクルが最高でした。

 

目次

高校生の夏休みの思い出

今から20年前の高校生の頃、夏休みの思い出にとしまなみ海道を歩いて渡ってみようと計画しました。スタートの尾道までは青春18切符を使い電車で向かいました。

 

しまなみ海道は向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島からなりそれぞれが橋で繋がっています。全長は80キロメートル程になります。その時は人は一時間に何キロメートル歩けるのかも知らず、ただの好奇心だけで歩き始めました。

 

とにかく歩いて渡り切ることを目的に、宿も取らずに、午前中、10時くらいから歩き始めました。自転車も歩道を通って行きます。一本道なので迷うこともありません。海がとても綺麗だったのを覚えています。

 

熱中症になりそうでした

平日だった為か、あまり人とすれ違いませんでした。ほとんど友達と2人きりです。話しながらのんびり歩き始めましたが、季節は夏、7月の炎天下です。道中には自販機はほぼなく、水筒を持っていましたがすぐ空になり、途中から水分の奪い合いのようになりました。

 

日差しも非常に強く、熱中症になるかと思いました。帽子をかぶるなど日差しの対策をし、熱中症にも気を付けるため、特に水分は多めに持っていくといいと思います。

 

暑さで疲れるのもはやく、足もがくがくしていましたが、島から島にかかっている橋を渡るたびに、次のエリアに到達したような、冒険をしているような気分で楽しかったです。

 

また、途中にたまに設置してある自販機にカブトムシがいたりして、そのカブトムシを捕まえて、しばらく腕に止まらせて連れて歩いたり、都会ではちょっと体験できないようなこともしました。

 

ただその他は、とにかく渡り切ることが目的だったため、途中で観光等もせずひたすら歩きました。2つ目の因島に着く頃には、自分たちのペース配分を考えるようになりました。ゴールの今治までの距離も確かめずに歩き始めたので、今日中に着けるのかという不安も出てきました。

 

1時間にどれくらい歩けるかを測り、しまなみ海道上にある看板の距離を確認して、距離と体力とを計算して歩きました。ただ逆にそうすることで、景色を楽しむ余裕も出てきました。しまなみ海道の景色はとてもいいです。

 

瀬戸内海なので、海は終始穏やかです。海までの距離があるため、魚などを確認することはできませんが、雄大な景色の開放感の中歩くことができます。海からの風も気持ちよかったです。

 

夕日もとても綺麗でしたが、日が沈んでくるとあっという間に夜になるイメージでした。街灯はありますが、日が暮れるととても暗かったのを覚えています。途中でこれ以上歩くのは無理だと話し合い、急遽、当日宿泊可能な宿を探して泊まりました。

 

 

レンタサイクル

翌朝、宿の方からレンタサイクルがあることをお聞きし、このまま予定通り徒歩でゴールの今治を目指すか、レンタサイクルをお借りするか悩んで、結局レンタサイクルをお借りしました。

 

当時の値段ですが、レンタサイクルは1000円ほどだったと思います。当初の歩いて渡るという目的はこの時点で達成されませんでしたが、とにかくゴールの今治に着くことを目的にしました。

 

徒歩の際には、友達と話しながら歩ける楽しさがありましたが、自転車は自転車で、景色の流れていく感じや、スピードも出て海からの風と相まってかなり爽快感があり楽しかったです。

 

道にアップダウンがなく、途中で降りて押さなければならないこともないので、とても楽でした。また、昨日の反省を踏まえ、水分も多めに購入していましたが、徒歩の時とは比べ物にならないくらい荷物も軽かったです。結果的に自転車はものすごく快適でした。

 

レンタサイクルは最高

次またしまなみ海道に行くことがあれば、絶対に自転車で行こうと思っています。20年前のことなので、今は自転車の借りれる場所や、返却できる場所が変わっているかもしれませんが、当時からいろんなところで自転車の貸し出しはありましたので、その意味がよくわかりました。

 

自転車に乗ったことで、体力的にも余裕が出てきて、しまなみ海道の本線からそれて、脇道を探検したりもしました。はじめから自転車に乗っていたら、色々観光できたのになと話したりしましたが、前半歩いたことで自転車の良さが何倍も分かったので、それはそれでよかったと思います。

 

帰りのフェリーの時間もあったため、この日も特に観光等はせずに、自転車の返却場所を目指しました。これは、宿の方にいただいたパンプレットに、自転車の返却場所の一覧があったので、その中で一番近いところを探しました。

 

私たちがいた場所から一番近かったのが、ドレスコードがありそうな立派なホテルでした。私たちはTシャツにジーパン、しかも汗だくで、さらに疲れてよれよれの状態だったので、ひどく場違いな感じがして恥ずかしかったですが、今となっては、それも良い思い出です。

 

フェリーの時間にも間に合い、船上で見た星空がとても綺麗で、友達と2人で達成感でいっぱいになりました。また機会があればぜひ行きたいと思っています。

 

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