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資料係にいるの?
刑事7人というドラマは、シリーズ物のドラマで、前のドラマの続編でした。前回のシリーズも観ていたのですが、最初は、なぜ、この人たちは資料係にいるの?といいう疑問がいっぱいでした。
最近、資料係設定のドラマとか、また、未解決の物を取り上げるというドラマは、国内にしろ、海外にしろ、多くあるので、このドラマもその設定に変えたのね、と思って見ていたのでしたが、いやいや違う、と途中で気づきました。
ちょうど、片岡愛之助がドラマにゲスト出演をしているところをみて、あ~そういえば、と思った次第です。
続編を意識
このドラマ、今回の最終回を見ていても、これは、続編を意識しているのではないかな、と思いました。最後の場面が、また、東山紀之さんを囲んで、彼が発掘した未解決事件の資料のなかのDVDを全員で視聴する場面でしたので、きっと、この事件を捜査するところから、このドラマの続編、またやるのでは、なんて思いました。
最終回で、面白いな、と思ったのは、宅麻伸さんです。警察内部の悪役を演じられたわけですが、彼はもともと、2時間ドラマの熱血刑事さん役がぴったりはまっている人でしたので、警察の人の演技はお手の物でしょうけど、今回は悪役ということで、また違った側面を観ることができました。
あまり、役者の幅のない方とは思うのですが、今回は、とても上手に演じられていました。
ついで、俳優さんで思うのは、鷲尾真知子さんです。この俳優さん、なかなか、演技上手な俳優さんで、大好きなのですが、今回は「あのばあさん」と呼ばれるような役で、少々残念でした。
とうてい「あのばあさん」と呼ばれるほどの年齢ではないように、ドラマのなかでもお見受けしましたし、実際に、そのような年齢を重ねている女性とは思えないので、なんだか違和感でした。もっと素敵な起用の仕方があったのではないかな、と思いました。
刑事7人
最後に、吉田鋼太郎さんですが、この方、もっと本当は考えている、もしくは、上と通じている、だから、このチームをわざわざ作った、そういう設定なのだろう、と思っていたのですけど、最後までその種明かしに通じるようなところはなくて、これは私が見逃していたのかな、と思っています。
もっとも、俳優さん自身が、そういった、ある意味、面白い人なので、それでよいといえばよいのですが。
最後は、全員が揃って、画面の前に立つというところで、北大路欣也さんも含めて、これで刑事7人よね、と思わせてくれましたが、次回作品があるとしたら、この7人、どうなっているのか、とても興味があります。
刑事7人を見逃してしまったら、こちらを参考にしてください。