アフィリエイト広告を利用しています

ドラマ【警視庁・捜査一課長】は、内藤剛志さん主演、今シーズンより安達祐実さん、ナイツの塙宣之さんを加えた新メンバーでお届けした、叩き上げの捜査一課長の活躍を描く人気シリーズです。

 

内藤剛志さんと安達祐実さんの組み合わせといえば、約20年前に大人気だったテレビドラマ「家なき子」での熱演を思い出す方も少なくないと思います。最初はこの二人の組み合わせに、時の流れを感じつつも、刑事役としての上司部下の関係性に違和感を感じないか心配していました。

 

安達祐実さんは「永遠の子役」といったような、当たり役が必ずしも幸せではなく、あの時のあの役の○○さんとして見えてしまう悩ましさを感じていました。もう20年近く経つというのに、人の記憶というのは時に厄介なものです。

 

しかし、そんな心配とは裏腹に、安達祐実さんは第1話からセーラー服と柔道着でコスプレという斬新な登場シーンで、主役の内藤剛志さんが霞んでしまうくらいのインパクトで初回登場を飾ります。

 

第一話で「家なき子」のイメージは払拭され、刑事萌奈佳(安達祐実)が派手に、しかししっかりと馴染んでスタートしたのです。

 

そして、【警視庁・捜査一課長】は若者のテレビ離れや、娯楽の多様性などでテレビ視聴率低迷の中、全体を通して視聴率が10%前後をキープし続けた人気番組として大成功を収めました。

 

そんな大人気のテレビドラマが終わってしまうのは忍びないのですが、いよいよ最終回を迎えます。しかし、【警視庁・捜査一課長】は連続ドラマでありほとんどが1話完結の為、最終回だけ見てももちろん楽しめます。そんな気になる最終回のあらすじは・・・。

 

最終回は、両手指の指紋のない身元不明の男性性の遺体が、荒川沿いで発見されるところから始まります。しかし大岩(内藤剛志)と萌奈佳にはその身元不明の被害者に見覚えが。

萌奈佳は被害者が亡くなる一週間前の防犯イベントで接触しており、大岩は元先輩にあたる萌奈佳の父明彦(中村梅雀)が、生前取り逃がした重要参考人の男に似ていると直感したのです。

 

そして、被害者の身元は両手指の指紋がない状態にもかかわらず、時を開けず判明します(最近の捜査技術の発展は素晴らしい)。被害者は、34年前強盗殺人の容疑で全国に指名手配された佐原佳男(佐渡稔)でした。強盗殺人が起こった際に、奪われた腕時計を質店に持ち込んだのが佐原だったのです。

 

当時捜査本部の一員だった明彦は佐原の犯行と裏付けるには動機も証拠も弱いと疑念を抱きますが、指名手配は慣行され、しかし佐原は逮捕に至らぬまま1999年に時効が成立していました。

 

捜査が進む中、建設現場で働いていた佐原には似つかわしくない、銀座の高級クラブのママ・伊能弥生(片瀬那奈)の名刺が見つかりました。防犯カメラの映像から、事件当日佐原と口論する弥生の姿も見つかり、二人が全くの無関係とは思えません。しかし、弥生は大岩達の追及に無言を貫きます。

 

そして、なぜか佐原の所持品から、萌奈佳に関する品が大量に見つかります。佐原は生前、「娘に会いたいが、二度と会えない」と作業員仲間に語っていたといいます。

 

萌奈佳の本当の父親は・・・。事件解明と出生の秘密。冤罪と個人情報と警察とマスコミ。対立する問題に立ち向かう大岩と萌奈佳。最終回でも主役を食うほどに活躍する萌奈佳。本当に見逃せません。

 

おすすめの記事