私の父親は、６０代です。そして今もバリバリ働いています。もう年なので年金暮らしでいいのではと思うのですが、働けるうちに働いておきたいという、そんな気持ちがあるらしく、常に仕事を頑張っている状態です。
今も、朝早く起きて仕事の段取りを頭の中で考えています。そんな父親を見ていると、本当に仕事のことが大好きなんだなと思うことがあります。
私が小さいころは、そんな仕事人間の父親と遊んだ記憶がほとんどなく、そんな父親のことよりも、母親に親孝行をしてあげたいと思っていました。しかし、父親の仕事の事を思う気持ちは、そのまま私たち家族のことを思ってくれているんだなと思えるようになりました。自分も仕事をしだして、その辛さをわかるようになり、父親の偉大さを感じています。
そんな60代の父親には、毎年プレゼントをしています。それは誕生日の時にすることが多いですね。その時、以前はいろいろなものをプレゼントをしてきました。その中でも、特に父親が気にいっているのは、マフラーです。そのマフラーはもう10年ぐらいずっと使っています。
寒がりの父親のために、そのマフラーを購入したのです。60代というと、とてもものを大切にしますね。ちょっとグダグダになったものでも、周りから見たら捨てたらいいのにと思うものでも、使うことが多いです。そのため、そのマフラーも、よれよれになっています。
しかし、まだ使う事が出来ると、未だに使っているのです。そして去年は、手袋をプレゼントしました。その手袋も毎日通勤の時に使っているのです。自転車で通勤をすることが多く、その時にとても重宝しているらしいです。
60代の人は、長くそのものを使ってくれるので、あげた方としてもやりがいがありますね。そんな父親も、仕事ができなくなったらどうしようと思うこともあります。そのようになると、一気に老け込んでしまうのではないかと心配をしているのです。
そのため、体のことを考えると、仕事をやめて欲しいと思う反面、父親の精神的なバランスを思うと、そのまま父親が好きなことをしたらいいのかなと考えます。
そのことから、しばらく父親の誕生日には日常的に使うことができるものを、あげることにしました。それだったら仕事に役に立てるからです。体に気をつけて、自分が満足する人生をおくって欲しい、そんな風に願うばかりです。
体に気をつけて欲しいので、サプリなどを送る事もいいのかなと思ったりして、母親と相談をしているところです。
