国宝犬山城は桜がきれいの?紅葉は有名みたいだけど

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あれは確か、ゴールデンウィークのことでした。桜の季節にどこか出掛けたかったのですが、桜の季節というと、何かとバタバタしていることが多く、なかなかお花見には行けないものです。

 

ゴールデンウィークに入ってようやく、一休み。そんな時に向かったのが名古屋方面でした。名古屋は、私と同行する友人にとって、いつも旅行の際に通る場所ではあっても、降りたことのないところでした。

 

今回、初めて白羽の矢が立ちました。実はまず、向かったのは名古屋城。みんな知っているお城です。思いがけず、桜が見事に咲いていて、得した気持ちに。さて、ここからどこへ向かおうと思った時に、調べてみると、国宝犬山城の記載が。

 

こちらは、新しく作り直したものではなく、当時の天守閣が現存しているとのこと。やはり、お城はできれば当時の雰囲気を少しでも感じとりたいもので、修繕は仕方ないにしても、完全建て替えは気持ちが萎えます。

 

名古屋城の桜からすると、犬山城も桜がきれいなのではないかと、勝手に推測しました。いつも、この友人との旅行では、大体大きなスポットを決めておいて、後は、現地で聞いたりしながら、その場で行き先を決めて出掛けていました。

 

目次

国宝犬山城へ

ですから、実は名古屋駅でも、観光案内を聞いていました。ここで食事どころなんかも聞いたりします。名鉄犬山線という電車で一時間かからず行けそうでしたので、早速、国宝犬山城へ。

 

到着してみると、思った通り、桜が満開です。天守閣はそれほど大きなものではなく、小ぢんまりしていましたが、さすがに現存しているという天守閣は、風格を放っており、桜とのコントラストが大変美しかったのを覚えています。

 

木造のお城で、現存しているって、考えたらすごいことですよね。全てが残っているわけではなく、天守閣だけのようですが、驚くばかりです。

織田信康が築いたお城

中に入って解説を読むと、織田信長の叔父、織田信康が築いたお城とのこと。その後、豊臣秀吉や池田恒興も入ったようです。徳川の時代には、成瀬正成が守り抜いたと書いてありましたが、私はこの成瀬正成は、存じませんでした。

 

歴史に詳しいわけでもないので、超有名人の武将でないと、ピンときません。ただ、織田、豊臣、徳川と有名な武将にことごとく関わってきたお城なのだということ、だから国宝犬山城とされたのかなあなどと思いました。

 

小さめの天守閣ですが、眺めは抜群に良く、周りにお城が他にもいくつかあるようです。(周りの人が話していました。よく見えませんでしたが。)そう言えば、名古屋城からも近かったですし。

 

周りを歩いてみると、窓っぽいものがあるのですが、壁になっており、開くような感じのものではありません。飾り?何のためにあるのかよくわかりませんが、当時はそういうことをするものだったのでしょうか?

 

すごく混んでいるわけではなかったのですが、たくさんの人が天守閣に登ったら、壊れてしまわないかと、少し不安に成りました。古いものですし。

 

なんとなくミシッとしますし。きれい目の格好をした女性が登りにくそうでした。大きな整備された、博物館のようになっているお城に慣れていると、大変かもしれませんが、よくよく考えたら、お城なのですから、敵にいつ攻め込まれてくるのかわからないのに、そんなに登りやすいはずがないですよね。

 

お城に行くときは、パンツがベストです。天守閣を降りてからも、桜と天守閣の写真を撮りまくりました。狙ったものではなく、桜は偶然です。いつもの年ならもっと早いのか、ここはこのくらいの時期なのか…。

 

桜の時期はあまり混まない?

人の混雑具合から考えると、この年は時期がずれていたのかもしれません。桜が満開にしては、あまり混んでいませんでしたから。実は訪れたのは、結構前になります。国宝犬山城ともなると、100名城にも選ばれているのですが、その当時はスタンプ集めをしておりませんでしたので、今となっては。押しておきたかったお城のスタンプです(笑)

 

 

もう一度訪れたい場所ではありますが、今は結構混雑していて、120分待ちなどもある様子。ハードルが高くなりました。私が訪れた時は、どこかへ行ってから向かっても、十分間に合いましたが、120分待つとなると、1日がかりです。

 

しかし、旅から戻るとしばらく時が経過していても、名古屋城より犬山城の方が心に刻まれています。やはり、当時の空気が感じられる風格のある天守閣が魅力的だったのだなあと、後からも感じられる場所でした。

 

これが、国宝犬山城たる由縁なのでしょうね。残っている天守閣で日本最古なのだそうです。

 

ああ、気をつける点と言えば、高所恐怖症の人は天守閣は難しいかもしれません。高さより、手すりの低さにより、高さ以上の高さを感じます。床に隙間もありますし。これがまた、雰囲気を醸し出していて、素敵なのですけれど。

 

私は、高所恐怖症ではありませんが、少し恐かったです。落ちそうな気持ちになるというか…。しかし、それ以上の満足感を得たことも間違いありませんので、申し添えます。

 

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