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自閉症

グッド・ドクターの最終回を観ました。 もともと医療関係者でもあり、また、社会福祉を学修した経験もあることから、今回のドラマは大変興味深く拝見しました。

 

自閉症という障がいは、いろいろな分類があり、一概には言えませんけど、たしかに、この湊のように、医師になるだけの高い能力を持っている人も多くいると思います。

 

ですが、このドラマの途中であったように、果たして、臨床医を選ぶということが適切なのかな、という疑問をずっと持ちながら観ていましたし、それは最終回を観ていても変わりませんでした。

臨床医にむいているのか?

自閉症の人が医師になってはいけない、そう言っているわけではないのです。こういった臨床医に向いているのか、ということです。医師であっても、基礎分野もあれば、臨床のなかでも直接的に患者と接する機会が少ない病理医や、監察医などもいます。そのようなところで働くのが適材適所ではないかな、と思うということです。

 

最終回は、脳死と臓器提供、そして、臓器移植ということがテーマでした。テーマとしては、とても重たいもので、簡単に扱えるものではありません。ドラマのなかでは、明らかにはされていませんでしたけど、暗に、同じ病院で脳死になった子どもから待機していた子どもに移植をする、ということを示していましたが、現実的には、そのようなことはなかなかないのではないかな、とも思いました。

 

臓器移植を待っている子どもは数多くいて、そのなかで、優先順位やマッチングをした結果など、様々な条件を考慮したあとに決まることですから。少々無理があるような、そのように思いました。

 

最後まで、彼に多くの人が救われたから、障がいを持っていてもグッド・ドクターになれる、というオチなのでしょうけれど、ちょっと、ストンと落ちないものがありました。両親の思いについても、です。そう簡単に納得できるのかな、と自分に置き換えて考えて、強くそう感じました。

山崎賢人の演技

そのようななかで、感心をしたのは、山崎賢人の演技でした。すべての自閉症の人があのような首の振り方、あのような動作の仕方、あのような話し方をするわけではありませんが、よく見て研究しているよな、と思いました。

 

あのようなタイプの人も現実的に存在しますので、その点はよく研究したのだろう、と思いました。この人もいろいろな役をこなすことができる役者さんだと思いましたが、この役を引き受けられたことによって、恋愛物だけではない、この人の役者としての役の幅が出たのではないかな、と思いました。

 

今後、どのような俳優になられるのか、とても関心をもって見ていきたいと思います。

 

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