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これから述べる感想には、黄昏流星群の内容がわかってしまうかもしれません。ご了承ください。
目次
どこにでもいる夫の姿
人の価値とは、どういうものなのだろう。ふと、そんな言葉が浮かんできます。主人公の瀧沢完治は、まさにどこにでもいる夫の姿なのかもしれません。家庭に愛がない訳ではありませんが、家族よりも勤めている銀行を選択してきた男性です。
ですが、その銀行は完治の存在をそれほど大切にはしてくれませんでした。どれだけ完治が、銀行の為に辛い仕事をしても、下げたくない頭を下げても、銀行は簡単に瀧沢の希望を取り上げてしまいました。
ですが、実際に瀧沢のような気持ちに陥った人はたくさんいるのではないでしょうか。新宿支店の売り上げを伸ばし、支店長である瀧沢は、昇進間違いなしだと思っていたと思います。
不幸な出向
ですが、瀧沢は身近な人間の不祥事で、いわば巻き込まれての出向だったのです。どしゃ降りの雨の中、28年を振り返る瀧沢は、とても切なく見えました。自分は、会社にとってはそういう存在なのかという事を、瀧沢は思い知らされたのかもしれません。
そして、妻の真璃子もまた、そんな空しさを抱えて生きてきたのかもしれません。仕事一筋の夫・完治に対しての不満を、全て娘である美咲への愛情に変えてきました。
女性は、結婚したら、妻となり、子供を産めば母になります。ですが、本当にそれだけの人生で満足する人はいないと思います。女性として、大切にされたいと願う気持ちだってあると思うんです。
運命的な出会い
完治と真璃子は、そんな心の隙間を、でも、互いに埋め合わせようとはしなかったのです。
完治は、酒を飲み、そしてスイスに行く事を思い付くのです。ですが、完治は一人で行く事を選択します。
そこに、真璃子や美咲の存在はなかったのです。そして、完治は運命的な出会いをします。
栞という女性との出会いは、完治の心の隙間を埋めてくれるのかもしれません。真璃子にも言えなかった左遷の事を話したのも、栞に特別な何かを感じたのかもしれません。
流れ星を見ながら、完治は栞もまた、辛い経験をしてきた人間だという事に気づきました。
部屋に呼び、栞を抱き締めたのも、キスをしたのも、栞の姿に自分の姿を重ねたのかもしれません。
妻の不信感
そして、完治に対して不信感を抱くようになった真璃子もまた、心の隙間を埋めたかったのかもしれません。ですが、大切に育ててきた美咲の結婚で、ますます心に隙間が出来る真璃子が、今後どうやってその隙間を埋めるのか、とても気になります。
黄昏流星群第1話の感想は、これからの展開がどうなってしまうのかを期待させる内容でした。黄昏流星群というタイトルのように、第1話ではまさに人生の黄昏が描かれていたような気がします。第1話で黄昏た人々の心が、最終回ではどう変わっていくのか、とても気になります。第1話を見逃さなくて、良かったです。
黄昏流星群第3話の感想!完治と栞の恋に進展が
黄昏流星群第3話は、瀧沢真璃子が夫の完治が務める銀行で出向の話を聞いているところから始まりました。浮気を疑っている篠田薫から、聞いてしまうという最悪の事態でした。妻である真璃子のショックを受ける気持ちわかります。専業主婦で、夫を支えてきたのに出向という大切なことを隠されていた事実。
突然のスイス旅行、出向、浮気と真璃子も完治を疑うことが増えても仕方ないですよね。友達・聡美は自立している女性だからか、離婚とか恋とかずけずけ意見していきますね。離婚はおすすめできないけど、恋をするのはいいかもしれませんね。
完治は、スイス旅行であった目黒栞に恋をしたようです。スイスで偶然なんて、できすぎたドラマだと思いながらも素敵だなと思います。左遷されたショックと家庭で居場所がないこと、人生変えたくなったのでしょうか。今まで仕事一筋の完治が、恋に目覚めるなんて。あんなきれいな奥様がいるのに、贅沢ですよね。でも、運命なのでしょうがないですね。完治と栞のメッセージのやり取りが、かわいらしく見えました。
真璃子は、娘の美咲と彼の日野春輝のことが気になる様子。春輝のおうちにあいさつに行ったけど、お母さんの日野冴は厳しそうな人でした。手土産を渡したときの表情が微妙なのが気になりました。袋のまま渡したのが、マナーとしてダメだったよう一つ勉強になりました。でも、家柄重視の冴に父の出向の話はできませんね。春輝のことが好きでも、日野家の嫁になるのは大変そうです。
第3話の後の展開について
この先、真璃子と春輝が恋に落ちる予定ですがまだそんな展開にならないのがじれったい
です。春輝は娘の彼ですから、そう簡単には恋に落ちないのでしょうか。完治と栞は、デートの約束をして楽しそうです。これが、恋をするのが久しぶりだからすべてがぎこちなくて、それがまた新鮮に見えます。
真璃子の家に、春輝からの突然の電話で大きく発展するのか期待してしまいました。春輝に家庭の事情を話しながら、つい不満を口にしてしまう真璃子にかけてあげた春輝の言葉がやさしすぎます。
黄昏流星群ももう第3話なので、真璃子と春輝の関係も進展してほしいです。完治は栞からキスされ驚いて様子でしたが、気持ちをそのままに栞の大胆な行動には見ている方も驚きました。大人なのにかわいいですよね。
大人の恋とは言え、家庭を持つ完治と栞の関係は不倫ということなのですが、なぜか素敵に見えてしまうのは、演じている俳優さんにせいなのでしょうか。真璃子と春樹の関係も、現実そんなことはないと思いながらそうなったらという期待を持ってしまします。でも、あまりドロドロした不倫関係にはならないで欲しいのですね。
黄昏流星群第7話の感想 それぞれの恋に動きが
黄昏流星群第7話は、完治が入院しているところからでした。聡美と武史がお見舞いに来てくれて、楽しそうに話をしています。でも、なぜか真璃子は寂しそうな感じです。完治の不倫や春輝のこと、そして娘のことを悩みが多いからでしょうか。
完治は退院しても、家で休むことなく仕事に行ってしまいました。荻野倉庫は、契約の打ち切りがあり大変な状況なので休んでいる場合ではないのですね。完治は武史に相談されたことから、思い出ボックスというサービスを川本に提案しますが、受け入れてはもらえず1人で始めることにしました。なかなかいい提案だと思うのですが、川本は利益ばかり考えているからでしょうか。
完治はずっと会えない栞を見に食堂へ行きますが、栞はよそよそしい感じです。栞とゆっくり話す時間もないまま、仕事を頑張る完治。
なぜ栞の態度がおかしかったのかというと、病院に駆けつけたときに美咲に声を掛けられ「父と別れた欲しい」と言われたからでした。突然のことで、栞もびっくりしたのでしょう。そして、急悪い事をしていると感じたのかもしれません。
美咲と春輝は結納をするまでに、話しが進んでいました。美咲のことを考えると、このまま結婚することが、本当に幸せなのか真璃子は母として考えてしまうのかもしれません。気になり真璃子はついに美咲に好きな人にことを聞いてしまいました。美咲の気持ちが知りたかったのかもしれませんが、逆に自分のことを言われてしまいました。美咲は父の浮気を知りながら何もしない母にいらだっているのかな。
完治は毎日残業をしていましたが、そこに栞が差し入れを持って手伝いに来てくれました。久しぶりにゆっくり会えて、完治は嬉しそうです。栞はこのサービスを褒めてくれました。そして、「携帯で使えたら便利ですね」という言葉が、完治にいいヒントになったようです。
外で、月を見ながら差し入れを食べている2人を、偶然来た真璃子に見られてしまいました。怒るでもなく、何も言わずに帰ってしまいましたが本当に良かったのでしょうか。
完治は、新事業のホームページとアプリを知り合いに作ってもらえることになり、そのことから話題になり注文が増え、いい方向に動いてきました。
真璃子はいつも家に1人でかわいそうですね。取り残されたみたいな気分になりますね。そんな時に、春輝から電話がありパンを渡しに行きました。春輝には何でも話せるようです。そして、一緒に遊園地で遊び楽しそうでしたね。春輝の別れる時の寂しそうな顔が忘れられません。
ついに春輝と美咲は結納を済ませました。お互い好きな人がいるのに、本当に結婚なんてできるのでしょうか。
黄昏流星群第7話は、完治の仕事もうまくいき安心したのに、今度は栞から別れを告げられ、結納を終えた美咲がいなくなってしまうという事態と、最後に大きなことが起きました。美咲はやはり教授と別れることが出来なかったようです。きっと完治も栞と別れることは出来ないのではないでしょうか。素直に好きな人といることが、これほど難しいなんて。次回はまた波乱が起きそうですね。みんなの恋はどのように最後を迎えるのか今から気になります。
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