出雲大社の参拝時期でしょうか!初詣の体験談

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出雲大社に初詣に行ってきました

昨年、出雲大社のご本殿が60年ぶりに大遷宮が行われたことも有って、出雲大社に参拝しに初詣に行ってきました。

 

大遷宮は「平成の大遷宮」とも言われていて、伊勢神宮と同時期に行われたそうで、そのせいも有って参拝目的の初詣の人出が大変に多かったように感じました。

 

我らが初詣に訪れたのは都合があって1月の4日の日でしたが、3が日は聞くところ相当な人手だったらしく、さすがに4日めともなれば、やや少なめにはなりましたが、それでも例年になく多いということでした。

 

ところで、出雲大社の参拝の仕方は普通の神社とは異なって、通常は「二杯二拍手一拝」のところ、此方の大社では「二拝四拍手一拝」が普通だそうです。

 

人混みの中、やっと拝殿へ到着して、うやうやしく新年の祈願をいたしましたが、確かに皆さん揃って4拍手でお参りをしておられましたね。

出雲大社の神楽殿と大注連縄

 

出雲大社を始めて訪れたのは山陰地方のドライブ旅行であり、前日は出雲大社の地区にある神西湖の湖畔に宿をとって一泊した後に訪れたのでした。

 

其れは朝方のことででありました、国道9から国道431にて出雲大社方面へ向かったのですが、大社の町は未だ朝の静けさの中でした。

 

早朝で余り人の気配は無いと思ったのですが、やはりお正月ということも有って、朝からかなりの人既に賑わっていましたが、お店屋さんのご厚意で車をかなり奥まで進めてみたのです。

 

そこはすでに横参道で左手に祖霊社と言われる社宮の参道が延びていて、右側には大社殿に一番近いと思われる門前横丁の商店街が並んでいました。

 

参道の土産物商店街はぼちぼちとシャッターが開いてご商売が始まる頃でもあり、此方の外れの方に車を置かせてもらいました。

 

正面に出て先ずビックリしたのは「神楽殿」で、一際大きな社殿でもあり正面には一際大きな新しい注連縄(シメナワ)が配されていたのです。説明だと長さ13メートルもあり重さが何と3トンにもなるという圧倒的な量感に驚かされました。

 

この大注連縄は出雲の国の神話に元ずく「国引き神話」として出雲を象徴しているともされているそうです。

因みに、注連縄というのは農耕の方策を祈願するもので、縄模様が雲を、下がりの藁を雨、其れにシデ(注連縄などにつけて垂らすヒラヒラの紙)は雷を表すとされています。

 

出雲大社の御本殿の大きさに驚き

 

さて、出雲大社及び新装なったそのご本殿ですが、島根県全体が歴史的地方または歴史的な産物や遺跡、遺構などが数々存在しているところです。

 

その代表と言われるのが出雲大社と言いたいところです。特に、出雲大社は伊勢神宮に次ぐ重要な大昔から宗教的な意味合いが有って縁結びの神としても全国的に知られているところであり、又、物語りや伝説、伝承の地としても知られているところです。

 

出雲大社は、その起源は古事記や日本書紀にも記されていますが祭神はオオクニヌシミコトであり、国造り、縁結びの神としても知られていて、全国的に尊崇を集めている神社です。

 

その出雲社(本殿)は建物自体が余りに巨大であったので、何時しか“オオヤシロ”、つまり大社、大社造りで出雲大社になったともいわれています。

 

現在の御本殿の高さ大きさは24mとされ、他の神社建築の中でもその大きさ規模の豪壮さは比類なきものとされています。

 

ところが、その昔は御本殿の高さは48m、又、伝承によればは32丈(現在の98メートル)もあったともされているのです。

 

因みに、平安時代の遊び言葉に「いちが一番の出雲大社、にいが二番の東大寺大仏殿、さんが三番の京の太極殿」と歌っていて、大昔の教科書に全国の大きな建物の順として雲太、和二、京三と記され、この意味は出雲太郎、大和二郎、京都三郎のことで、当時の歌の通りの意味をあらわしているのです。

出雲大社の縁結びについて

 

ところで、出雲大社の縁結びについてですが、旧暦の10月になると全国の神々が出雲大社に集うとされています。

 

この際の主な目的と言うのは、今で言う合コンといわれるもので、神々の縁結びを合議の上で決める目的もあったとされているのです。

 

従って、この月は全国の神が不在となるために「神無月」といわれるようになったとされているのです。

 

実際の日にちは旧暦の10月11日から17日までの7日間だそうで、この時期に全国から集まった出雲系の神々が様々な形でご縁を神議(しんぎ、かむはかり:神様の会議)されるお祭りです。

 

神々のご神議は境内にある摂社上宮ろいうところで行われ、境内の御本殿の東西に分けられている十九の社がその神々の宿舎となるそうです。

 

因みに、長野県の諏訪地方の大神様とされる諏訪大社があり、此方は御存知の7年毎の大祭・御柱大祭でも有名ですが、地元の人には信濃国一宮として全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社であり尊崇されています。

 

そして、此方の神社の祭神は建御名方神 (たけみなかたのかみ)とされていて出雲の神の大国主命の御子神として祀られています。 しかし、この神は出雲より勘当された神として、出雲大社の縁結びには招待されない神なのです。

 

従って、この諏訪地方だけは今でも神あり月(神在月)とされているのです。

 

出雲大社のアクセス

 

出雲大社のアクセス、交通手段としては、最寄の駅は一畑電車の大社線の出雲大社前駅になります。

 

ここから直ぐのところに松林に囲まれた大きな広い参道がご本殿に向かっています。JR西日本の山陰本線では出雲市駅から一畑バス出雲大社連絡所行または日御碕行になります。 最寄りの停留所には正門南側にある「正門前」で、運賃はJR出雲市駅から大人500円となっています。

 

車ですと山陰道の国道9号線から国道431にて向かいますと出雲大社が沿道部分に当たります。

 

 

 

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