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経営状況に加え従業員の駄目さから追い込まれたホテルインヴルサも会を重ねるに連れて、従業員の仕事ぶりも向上し、経営上の株式保有問題も前回の第7話で一応の解決が図られます。

 

その直後、テレビでマナヒラ王国という国から7人の王女が来日に、この崖っぷちホテル!に宿泊予定というニュースが流れます。今回の第8話では、国賓レベルの宿泊客を迎える状況でストーリーが展開します。

 

従業員の中でも時貞は、自分たちのせいで国交に影響を与える可能性を危惧し、ホテルのピンチと騒ぎ立て、ほかの従業員たちも程度の差こそあれ、ドキドキしながら、業務にあたります。

 

7人の王女がホテルに到着後、ベッドメイクがダメ、テレビを観れるようにしてといったリクエストをあげるものの、その矢先に帰国すると言い出し、困惑しながらも、宇海のワクワクすることを業務目標にという宣言から、それぞれが果たす役割を考え行動に移して行きます。

 

崖っぷちホテル!には、昔の日本の会社にあった人情味を感じさせるものがあり、ほのぼのとした空気感を醸し出しています。ホテルという接客業において、宿泊客が何を望み、何を提供できるのかを考え、具現化してサービスするという根本を映像化されていて、その過程に面白さを感じさせます。

 

現実に、国賓レベルの宿泊客を事前に打ち合わせなしで受け入れるということは現実的でないことは、ツッコミどころですが、テレビの面白さといえます。わがままな王女様たちに対して、切れることなくサービスするホテルマンたちには、これまでの崖っぷちホテル!のダメ従業員の姿はなく、人が状況に応じて変化することが可能であることも表現されているように感じます。

 

ベッドメイクには母国の風習を取り入れた方法を、テレビも母国の番組が視聴できるように、喧嘩している王女の仲を取り持つかのような鍋を用意するなど、結果的には最高に近いサービスを提供することができたことで、笑顔で送り出すことができ、この第8話の成功が、崖っぷちホテル!に奇跡をもたらしてくれるきっかけとなる予感を感じさせます。

 

このドラマの宇海の能天気に見える行動には、人が本来求める能動的な仕事のやり方のヒントや人とのつながりなど、今の社会にかけているなにかを教えてくれている感じを受けます。

 

この崖っぷちホテル!が、王女たちの宿泊の成功により、宿泊希望者が殺到することが予想される明るい展開が期待されます。物事の改善には、この崖っぷちホテル!にいる従業員のような相手のダメさも理解した上での協力関係が重要になりそうです。

 

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