法善寺横丁の観光スポット!隠れたグルメを味わう

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法善寺横丁の体験談をご紹介します。大阪は中国などからの観光客で賑わっており、法善寺横丁にも外国人を見かけます。

 

大阪に住んでいて、わざわざ法善寺横丁に行こうかということはあまりないと思いますが、他府県からは一度は体験してみてもいいかもしれません。

 

目次

大阪のミナミ

大阪の法善寺横丁へ出かけました。法善寺横丁は大阪のミナミと呼ばれるエリアにあります。これまであまり訪れたことのないスポットで、特に目的はなかったのですが、ふらりと足を運んでみました。

 

大阪というと、グリコなどの大きな看板のある心斎橋やユニバーサルスタジオジャパンの印象が強いのですが、法善寺横丁はそれに比べて静かな雰囲気のある場所です。

 

道路が石畳であることもどことなく趣があるので、一瞬ここは大阪なの?と感じてしまう場所でした。法善寺という名前が付いていますが、もともとここは浄土宗天龍山法善寺の境内だったのだそうです。

 

参拝客向けに出していた露店が発展して横丁になったのだとか。ただ、太平洋戦争の際にお寺も横丁も失われてしまったそうです。

 

戦後、再び横丁として発展したものが、今残っているのだそうです。この場所の歴史を知ると、少し感慨深い気持ちにもなります。

 

ぜひ訪れてほしい場所

法善寺横丁に観光へ来たなら、ぜひ訪れてほしい場所があります。それは全身苔だらけの水掛不動尊。

 

偶然、この場所に訪れたのですが、苔だらけの謎の物体にはじめは驚きました。そしてみんなが水を掛けていくのでさらに驚きました。

 

実はこの不動尊は戦火を逃れて、今も残っているものの一つです。不動尊はどんな願いも聞いてくれ、手助けをしてくれるそうで、水を掛けると縁結びの御利益を得ることができたり、また自分の体の弱い部分と同じところに水を掛けるとそこが良くなるなどの御利益を得ることができるのだそうです。

 

なんでも叶えてくれるスーパーヒーローという感じでしょうか。行った時は、割と人が少なかったのですが、後で再び通ったら、かなり混雑していたので時間に寄るかもしれません。

 

また、この水掛不動尊の近くには織田作之助の「夫婦善哉」という作品でも描かれたぜんざいがいただけるお店もあります。

 

二つのお椀なのに一膳しか箸は用意されていないのが夫婦善哉。つぶつぶの小豆に白玉が入ったぜんざいは食べると縁結びにご利益があるとされていて、二人で行っても二椀ずつ食べると良いとされています。

 

もちろん、二人で二椀食べる場合はお箸を二膳用意してくれるそうなので、安心してくださいね!

 

店内には小説「夫婦善哉」の初版本が飾られているので、読書好きな方にもおすすめな観光スポットです。

 

こちらで縁結びの願掛けをして、お隣の水掛不動尊で縁結びのお祈りをすればご利益も倍増するのではないでしょうか。

 

上方浮世絵館

私たちは、水掛不動尊で参拝した後、この近くにある上方浮世絵館という美術館に足を運びました。

 

「上方浮世絵」と言うとあまり聞きなれないかもしれませんが、浮世絵の中でも上方、大阪を描いたもののことを指すそうです。こちらに展示されている浮世絵はほとんど大阪の人や場所を描いたものばかりです。

 

よく見かける東海道五十三次などとはちょっと違いました。浮世絵で良く絵が描かれている歌舞伎役者も、上方歌舞伎で人気のあった役者さんたちを描いています。

 

浮世絵も描かれた場所が違うとやはり印象も変わりますね。こちらでは浮世絵作りの体験もできるそうなので、観光で訪れた際には記念に体験してみてはいかがでしょうか?

 

入場料は大人500円、小中学生が300円となっていますが、ミュージアムショップは誰でも気軽に入れるようになっていました。

 

ミュージアムショップは和ものの雑貨が多いので、外国人観光客の方にも気に入ってもらえるかもしれません。もちろん、上方浮世絵館だけのオリジナル商品もあったのでお土産を購入するのにもおすすめです。

 

喝鈍

こちらで大阪の文化に触れた後は、ご飯を食べに行くことにしました。

法善寺横丁を歩いて行くと路地がいくつかあります。

 

とっても趣のある場所なので、ついつい写真でも撮りたくなってしまうくらい。

うろうろと歩いていると、喝鈍という名前のカツ丼屋を発見!

 

割と混雑している様子で、すでに列ができていました。完全禁煙のこちらのお店は11時~20時まで営業しているそうで、インターネットの口コミサイトでもかなり評価が高めのお店でした。

テーブル席はないと思います。全部カウンター席なので、ちょっと大きな荷物を持った観光客の方は入りにくいかもしれませんね。

 

ソースカツ丼

いくつかメニューがあるのですが、私が注文したのは「ソースカツ丼」です。なんとこのソースカツ丼は坂東三津五郎さんが考えたメニューなのだとか。

 

たしかに法善寺横丁は昔からある場所だし、近くには松竹もあるので、芸能人の方がこっそり訪れていてもおかしくはなさそうですね。

 

普通のカツ丼もありましたが、ソースカツ丼を注文して正解だったなと感じました。こんなに美味しいソースカツ丼食べたことがないと思いました。

 

箸だけでなくスプーンも用意されていて小さい子でも食べやすいと思います。またカウンター席に置かれている梅干しはさっぱりとしていてソースカツ丼にもよく合う美味しさで、ここはまた訪れたいお店だなと思いました。

 

サイズは特盛にもすることができますが、女性の場合は普通盛りで十分ではないでしょうか。

 

法善寺横丁は初めて訪れた場所でしたが、歴史も古く、小説や浮世絵で描かれた舞台であることからも、文化のある場所だということを感じました。芸能人たちからも愛されたこの場所を一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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