名古屋城の本丸御殿完成公開!その体験談

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神奈川県厚木市に住んでおりますが、身内親戚の兄弟たちが名古屋市内に住んでいますので名古屋には事あれば時折、訪れています。

 

この名古屋城については近年(・・?)3回ほど訪れていますが、そんな関係で其の時の名古屋城の様子や状況について記載したいと思います。

 

目次

紅葉の名古屋城の本丸御殿

先ず、近々では昨年の平成30年の紅葉のシーズンに訪れています。豊田市の足助にある香嵐渓の紅葉を愛でた次の日に、名古屋城の本丸御殿を拝見しに訪れています。

 

実は名古屋城の本丸御殿というのは昨年の6月頃に新規に完成し、一般公開が始まったばかりでした。本丸御殿の完成公開に注目が集まりました。

 

兎に角、木質の香りが漂う中に、本丸御殿の内部は色とりどりの豪華絢爛に輝き、その中でも障子画や装飾の金具、金物などで飾られ、100数十年も前の江戸期の頃の先端技術を再現したとも言われていて、近代の城郭の御殿としては最高傑作と称えられるほどの出来栄えだそうです。

 

建物としては純和風式でも最も格式の高いとされる上洛殿や湯殿書院などが代表的なところでした。

 

ところで本丸御殿というのは、徳川家の尾張藩主の住居であり藩の政庁でもあるのですが、尚且つ江戸城の徳川将軍家や各藩の藩主クラスの接待所、宿泊所としても用いられたとされているようです。

 

ところで、最近になって名古屋市の河村たかし市長が名古屋城の天守閣を木造つくりに復元するという構想をお持ちだそうですね。果たしてどうなるかは、我等外野席の一個人として見守って行きたいですね。

 

 

名城・名古屋城と桜のコラボレーション

 

其の前に訪れたのは、数年前(2015年)の桜の季節(3月下旬から4月上旬)のころで、名古屋と名古屋城の「城と桜」の取り合わせで、日本人なら魂を揺さぶられる光景に出遭うことができました。

 

其の名古屋城へのアクセスとしては、車の場合は充分広い駐車場がございます。一般の交通機関ですと地下鉄を利用します。

 

地下鉄名城線で”市役所”駅で下車すれば、すぐに外堀の南東側に出ます。勿論、この季節は平日でもお城と桜見物の人たちが続々とお城に向かっています。

 

着いたら直ぐにお城に向かうのもいいでしょうが、先ずは外堀沿いに咲く桜がいいですよ。高い石垣からお堀端に張り出したソメヨシノの枝ぶりが中々見事なものです。

 

この時期になると合わせるようにお堀の傍には菜の花の黄色が咲いていて、迫力あるピンク(白・・?)の桜の花と黄色の菜の花、それに、巨大な石垣のコントラストが実に好く、日本ならではの絶景を示しています。

 

桜のポイントは、更に、正門東側の石垣の上から外堀を臨む場所で、伸びやかに連なる松並木と桜の木が、丁度良い散歩道、遊歩道になっています。

 

ここは石垣の上から迫出した桜の枝花がすぐそこの至近の距離で圧倒的迫力で見ることができました。

 

ところで名古屋城の築城のことですが、戦国期も終わって徳川の世となり、この尾張名古屋の地に家康が九男義直のために天下普請によって築城したとされています。 それ以降は徳川御三家の一つでもある尾張徳川家17代の居城として明治期まで利用されていました。

 

 

 

名古屋城から金の鯱(シャチホコ)が消えた・・?

 

さて、其の前に訪れたのは今から10年以上も前になりますが、平成17年(2005年)の頃で、名古屋と其の周辺で行われていた日本国際博覧会・(愛称で愛・地球博)のことでした。

 

そして、この時は名古屋城の有名な金の鯱(シャチホコ)が天守に無く、外されていてとこのことです。

 

ところでこの名古屋城は、日本の名城の中でも姫路城、熊本城とともに日本三名城にも数えられ、民謡・伊勢音頭にも 「 伊勢は津でもつ、津は伊勢でもつ、尾張名古屋は城でもつ 」 とも詠われています。

 

それに何といっても大天守に飾られている金の鯱(キンのシャチホコ、かの森の石松流に言わせれば”金のシャッチョコ”)は、お城だけでなく尾張・名古屋の街の象徴にもなっています。

 

ただ、この金の鯱は、再建以来ただ一度だけ外されたことがあったそうです。

 

日本国際博覧会の名古屋での開会式典で展示されるため、それに、愛・地球博に併せて開催された名城公園内の[新世紀・名古屋城博]のために降されていたのでした。

 

金鯱を天守閣から取り外して公園外の外部施設での展示は、名古屋城が1959年に再建されて以来、初めてのことだったといいます。

 

序ながら、余計なお節介になりますが、この金の鯱は文献によると江戸初期の慶長大判で1940枚使用したとされています。 慶長大判の金位は68%であるから、1枚に金が112g(165×0.68)使われていて、これが1940枚ですから金鯱全体では217.3kgの金が使われた計算になります。

 

現在の金の価値で1g=4000円(最近の金価格)とすれば、時価約8億6千万円以上の金額が使われたことになるようです。

 

 

 

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