厳島神社の観光体験談!定年後に初めて行って感動しました

旅行イベント体験談

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実は65歳の定年退職後、永年の念願だった日本一周の観光に出たのです。脚は昔のように四歩ではなく文明の利器である車でしたが、東日本、それに西日本と1年を二回に分けて実施しましたが、季節的には東日本は秋の時期、西日本は5月の緑の季節でした。

 

肝心の筆者の住まいは首都圏の神奈川県になりますが、その旅の様子から気が付いたのはやはりというか東日本は広大な大自然が未だ残されていて、東北地方や北海道は美しい大自然を満喫したことでした。

 

西日本の名所

一方では西日本は自然は勿論充分に残されていますが、何といって歴史的な文化遺産や遺跡など日本創生や歴史的な出来事、そのためも有って多くの神社や名だたる寺院が立派に残されていることでした。

 

そんな西日本でも中でも九州地方は歴史的にも大陸とのつながりも多く、それにともなって天孫降臨などの日本創生の神々の痕跡が多く残っていますし、又、中国地方は出雲大社をはじめ多くの日本国開発や発展にまつわる歴史的な神社仏閣が残されているのです。

 

世界遺産の厳島神社

中でも超有名なのが広島県の瀬戸内海に浮かぶ安芸の国の宮島の厳島神社ではないでしょうか。

 

この宮島の厳島神社は世界遺産でもあり尚且つ、日本三景にも選ばれている歴史と自然を兼ね備えた建築物であまりにも有名ですね。

 

そうなんです、西日本の代表的な世界文化遺産と言ったら、やはり宮島の厳島神社ではないでしょうか。

 

勿論、有名な日本三景の一つであり、厳島神社を中心に島である宮島全体を指していて、1996年に世界遺産の文化遺産に認定され登録されました。

 

因みに、日本三景は御存知の京都府宮津市の「天橋立」と宮城県松島町の「松島」ですが、しかし、面白いというか、この二ヶ所は未だ世界遺産には登録されてはいませんね。

 

厳島神社の体験談

そんな世界遺産の宮島の「厳島神社」を巡ったのは、広島の呉の江田島の海軍兵学校や戦艦大和が建造された造船所、其れに広島市内の世界遺産である原子爆弾の痕跡が残されている「原爆ドーム」などを巡った後の事でした。

 

その宮島は瀬戸内海の海上に浮かぶ島となっていて、山陽本線の宮島口駅からと車ですと国道2号線の宮島口で、行くようになります。 此のからは常時、宮島口の連絡船が出港していて、凡そ1・5kmほど15分ほどで宮島港へ行くようになります。

 

 

出港すると間もなく、よく観光パンフレットでもお馴染みの、あの海上に浮かぶような赤色の鳥居が見えてきます。

 

すると、船長のお気に入りの計らいで、ホンのヒト時ではあるが止まってくれて、観光客に写真撮影のチャンスを与えてくれます。

 

此処から眺めると、あの赤色の鳥居は勿論ですが、波打つ紺色の海の向こうには深い緑色の弥山の山も同時に見えて参ります。

 

それにしても毅然と立つあの真っ赤な大鳥居は,紺碧の海とのコントストが実に良くお似合いで、華麗にして美しいかったです。

 

宮島の桟橋を下りると大きな看板が、『歓迎、宮島町』と迎えてくれてくれます。すると突然、野生の放し飼いのシカ(宮島鹿だそうです」が迎えてくれます。

 

神社へのお参りの順序、コースは、順当なら参道に並ぶお土産店商店街から行くのが普通でしょうが、美しい海と赤い鳥居を見ながら景色を十分に楽しみながら行く、所謂、海岸コースからがお勧めでしょう。

 

観光、参拝の帰りにお土産を買うのが荷物にもならず良いと思いますね。

 

間もなく、真っ赤な海上に浮かぶ厳島神社の本殿、拝殿が見てまいります。入り口には「世界遺産・厳島神社」としてあります。

 

厳島神社が世界遺産に指定された基準は、その歴史的な社殿群が周囲の一体の環境とマッチしていて素晴らしい景観を呈し、ある種の日本人の精神的文化の発露となった重要な資産になっているともいわれます。

 

建築群は、平安期の古い様式の寝殿造りを踏襲する重要な建物であり、更に、神社そのものが所謂、日本古来の神道と大陸から伝わってきた仏教とが神仏混交され、その形態が今でも良く残されている等が理由としているようです。

 

現在の神社様式になったのは、平安時代の末期の平家の棟梁・「平清盛」によってなされたとも云われています。

 

弥山

世界遺産に登録された領域は、社殿その物と正面に広がる海域、更に、背後に迫上がるの弥山の原始林を含むもので、概ね島全体の15パーセントを占めるといいます。

 

その弥山は「ミセン」と呼ぶらしいですが、兎に角、「弥山に登らないで、宮島、厳島神社を語るな」と云われるらしく、「本当の世界遺産であり、日本三景の真価は、実は弥山の頂上の佇まいと其の眺めにあり」とも言われているのです。

 

弥山は、宮島の最高峰で海抜が530mもあり、其の頂上からの眺め、展望台からは瀬戸内海が一望でき極めて絶佳であるのです。 又、この山頂の一角には真言密教の道場でもある弥山本堂(大聖院本堂)やその他の数々の伽藍が建ち並んでいるのです。

 

何でも平安時代の9世紀のはじめにかの弘法大師(空海)が開基したともされているのです。

 

更に、この本堂には不消の霊火とされている霊火堂があるといわれ、開祖以来の1200年の間も途絶えることなく燃え続けていて常に灯っているというのです。

 

厳島神社を訪れたら、時間が許すなら是非に弥山も登ってみたいものですね、ロープウェイもありますよ。

 

 

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