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意外な展開

dele第7話は、あまりにも意外な展開でした。最初から、今回の依頼はいつもとは違う印象だったのです。いつものように圭司は依頼人である笹本隆のデータを消そうとしますが、舞がそれを止めました。

 

その様子からして、緊張感が高まりました。更に、隆の父親が8年前に毒物混入事件を起こしたとして死刑判決を下された笹本誠一だったのです。ですが、笹本誠一は無罪を主張していたのです。

 

もしかすると、隆の残したデータに何かあるのかと、嫌でも期待させられてしまいます。

ですが、ここでまさかの仲間割れです。データには、真犯人らしき映像が写っていました。

誰もが舞のように依頼人が残したデータを裁判所に提出しようと考える事でしょう。

 

でも、圭司は違いました。圭司は裁判所に提出する事は契約違反だと言うのです。どちらの主張も、もっともなので、かなり迷います。あの時、祐太郎は圭司に裏切る訳ではないと言ったのは、きっと圭司の気持ちは理解しているが、正しい事を突き止めようとする祐太郎の、複雑な気持ちが入り混じっていたのだと思うんです。

裏切りではない

行動だけ見ると、確かに圭司への裏切りのようにも見えます。ですが、気持ちは裏切っていないのだと伝えたかったのだと思うんです。そして、祐太郎が事件を調べれば調べるほどに怪しい人物が次々と浮かび上がり、かなり迷路のような話しになってきました。

 

洋食店を営んでいる上野は、事件で娘を亡くしていました。祐太郎は、自分も妹を失っている事から、つい事件を調べる事を話してしまうんです。

 

きっと、ここが祐太郎の良い所であり、欠点でもあるのだと思うんです。相手がどういう意図で話しているのか、祐太郎には気が付かないのだと思います。だからこそ、純粋であり、だからこそ傷つくのかもしれません。そして、真犯人と思われる宮川新次郎。

 

言動も怪しく、彼が犯人であると誰もが思ってしまいます。更に、宮川は上野の妻と不倫関係にあったのです。

やるせなさ

そして、その事は上野も知っていたのです。上野にも、犯行を起こす理由はあったのです。

更に、父親の不倫で悩んでいた宮川の娘。そして、そんな怪しい人々の存在を知っているかのような笹本誠一の言葉。

 

彼は知っていたのです。あの町に、犯人がいると。解決しない事件に嘆く祐太郎に、圭司はだからこそ中身は見ずにデータを消去してきたと言うのです。

 

笹本は死刑を執行されてしまいました。それでも諦めようとしない祐太郎の気持ちが切なかったです。前を向いた祐太郎の眼差しは今までとは明らかに違いました。dele第7話は、それぞれのやるせなさが浮き彫りにされたようなラストでした。

 

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