特捜9第8話は、現代社会の問題がオンパレード

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特捜9第8話は、まさに現代社会の問題がオンパレードという内容でした。正直に言えば、詰め込みすぎでは?という感じです。

 

今回のドラマで取り上げた内容だけ見ても、再婚問題や跡取り問題。パワハラなどの問題がてんこ盛りで、どれかに絞った方がより伝わりやすいのではないでしょうか。ドラマの内容自体は面白かったと思います。

 

部屋中に散らばっていた意味不明な記号や、子供を連れての再婚という難しさも、リアルな感じがして、一見ひどい女性に感じる康子が、本当は息子の将来が心配で、ただ息子の事を守ろうとした母親だけなのではないかと思いました。

 

しかし、和田が康子の夫である洋二郎の子供ではないかという辺りから、ん?と感じました。なんぼなんでもそんな偶然はないでしょうという感じでした。ストーリー的にはとても面白かったのに、少し残念です。

それに、ちょっと気になったのが、ハウスクリーニングとして派遣された奈々が康子のイヤリングの事で疑われるシーンがありましたよね。もちろんドラマだとは分かっていますが、疑われても仕方がないようなシーンでした。

 

ハウスクリーニングという職業の人達は実際にたくさん働いているので、誤解を招く恐れもありますよね。保守的なのかもしれませんが、もう少しデリケートに作る方が良いと個人的には思いました。

 

でも、康子の額の謎めいた傷がちり取りで出来たというのは、とても自然でした。一見、メッセージ性があるように見える内容ですが、実際はちり取りだったというのが、よりリアルな設定をいかしているような気がします。

刑事ドラマの魅力は、どれだけ事件の内容がリアルかだと思うんです。その中にも、謎めいた設定がうまく取り入れられているのが良いんです。

 

それに、特捜9という個性的な面々がいるから、ドラマの内容は面白くなりました。やはり、ドラマが面白いか面白くないかはキャラクターの個性で決まるのでしょうか?

 

このドラマの中で特に好きなのが、津田寛治さん演じる村瀬と、吹越満さん演じる青柳の二人です。この二人の会話が妙に面白いんですよね。深刻なシーンの合間に見ると和みます。

 

総合的に第8話は、詰め込みすぎな印象はありましたが、楽しく拝見しました。そして、これからもどんどん進化していく特捜9に期待したいと思います。きっとこれからも、リアルでありながら、視聴者をハラハラドキドキさせてくれる内容を見せてくれると思うので、楽しみに見たいと思います。

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