半分、青い第9週は鈴愛の恋がメインでした。律も憧れの人と再会をして、今後はさらに進展していきそうな展開です。
今週は特に少女マンガを見ているような気分でドラマを観ていました。最初からそのような雰囲気はあったのですが、半分、青い第9週は特にそれを感じました。
また、このドラマの特徴は主人公に対してライバルのような嫌味な人が出てこないということです。最初はそのような雰囲気のような人もいましたが、すぐに打ち解けて仲良くなっていきます。
このドラマでは基本的にひねくれた人は存在せずに、根は良い人ばかりなのかもしれません。現実世界もこのドラマのようであれば、もっといきやすい世の中になるのではないかと思います。
主人公の鈴愛の性格が良いのか、もしくは生まれ育った環境が良かったのか、どちらもありだと思いますし、少なからずも、鈴愛の失聴もあるのかもしれません。
母親はかなり愛情深く、いくつになっても娘のことを心配しています。どの親も愛情表現は別としても、気持ちは変わらないと思うのですが、どの家庭もこんなに良い状況ではないと思います。
私にとってはいくつになっても、母親がいろいろと世話を焼いてくれる鈴愛が羨ましいと思うこともあります。鈴愛の同僚の裕子の親が謎ですが、今後もしかしたら何らかの形で登場してくるのかもしれません。
律はいろいろなことを悟っているように見え、親のことに対しても感情的にならずに非常に冷静に対応しているように思えます。親の性格が子供に必ずしも影響するとは思えませんが、家族関係はそれぞれ違っているようです。
律も鈴愛も東京へ出て親元から離れて、今後はさらに成長していくのだともいます。少なくとも変な人が出てこないですし、騙されることもないので、今のところは安心して見ていられます。
正人君は引越しをしてしまうようですが、律と同じように実家もそれなりのお家のようです。貧乏大学生ならば安アパートに住みますが、やはりお金持ちの家の子供は高級マンションで暮らしているのだと思い、そこでも貧富の格差を感じてしまいました。
親にお金をかけてもらっている分、親や身内のしがらみも大きいのかもしれませんが、そこは出来た親御さんのようなので、その心配もなさそうです。律や雅人君の学生生活が羨ましくも思いますが、彼らは彼らなりに悩みがあるのかもしれません。
こばやんと正人くんはキャラが違いますが、見た目がぼんやりしたところは共通していると思います。そういう男性が鈴愛に縁があるのかもしれないと思いました。