シグナルの第９話では、事件の真相に近づき、大山と健人になんらかの繋がりがあったことが判明します。健人の兄の事件に対して、権力の前に何もできずにいる大山だったのですが、実は弟の健人をずっと見守っていたのです。
ですが、優しい大山に対し、このままいけば警察の魔の手にかかってしまう。命を落とす大山の未来を変えようと、亮太の事件から手を引いてほしいと頼むが、大山は、その話を受け入れることはなく、事件を解決させることを誓うのでした。
そして、すべての発端ある暴力事件の被害者女性から話を聞くことができ、実は今まで知られることがなかった意外事実が判明するのです。ざっくりではありますが、シグナル第９話のあらすじはこんな感じです。
最初はなんとなく見ていて、普通の刑事ものなのかと思っていたのですが、考えていたものと少し違う感じがしました。現実にはないようなありえない状況になってしまうところが、なかなか面白いなと思います。少しファンタジー要素が入っている感じなんでしょうか。続きが気になって目が離せないです。
そして序盤で繋がった時間が２３時２３分。これ過去でも時間軸が少し前後している感じなんです。初めて繋がった後に、時間軸が一気に進んだことでトドメを刺されてしまう前の大山と繋がっています。無線から銃声が鳴り響いたシーンがあったのですが、それが２３時２３分なんですよね。
そしてまた時間は遡り、未解決事件を解決していくという流れになっていくんです。最初見た時にけっこう過去と現在を行き来している感じだったので、内容を把握するのが追い付かない時もありましたが、最初から再度見返してみると、改めて深いストーリーだなと感じます。
役者さん一人一人がとても生き生きとしている感じでしたし、毎回ハラハラさせられています。この作品のテーマは「過去」と「現在」なんですかね。過去を変えることで現在の状況が変わる。
そうすることで、大山刑事も現在で生存する可能性もあるわけです。このドラマを見て、大山刑事、本当にいい人なんだなって思いました。ぜひ助かってほしいですね。実はこのシグナルというドラマ、この第９話と最終回で残り２回しかないんですよね。
ちょっと寂しい感じもしますが、内容がとにかく濃くて見入ってしまう感じでした。あまり普段ドラマを見ないという方でも面白いと感じてもらえる内容だと思います。最初の１話か２話くらいだとよく分からなかったのですが、内容がだんだん進んでいくにつれて面白くなっていきますね。
