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シグナルの最終回はどう過去と現在がつながるのか、とても気になるストーリーでした。このオチ次第ではがっかりしたまま終ることにもなりかねません。久しぶりに面白くって集中してみたのがシグナルです。

 

主人公は現在を生きる三枝健人と、過去の大山剛志でこの2人を軸としたストーリーです。ここまでの話しでは過去を変えることは出来ても、それが原因で別のひずみのようなものが出来てしまい、想像しているほど良い未来につながらないということが分かってきています。

 

第一話で犯人だった女性の吉本は、最終回では過去が変わったことで時効前に捕まっていました。このオチまでは読めていたのですが、大山と三枝の現在がどうなるのかまでは読めませんでした。

 

大山は恐らく生き返るんだろうなとは想像していましたが、実はもっとハッピーエンドを想像していました。万年ヒラな大山と、年下の三枝が上司になるような構図です。そして桜井が大山と結婚して主婦になっていたらいいななんて考えていました。

 

三枝と大山が変えた過去によって、少しずつ現在にずれが生じています。すでに死んだはずの桜井が過去が変わったことで生き返りましたので、大山が死なない未来にもかなり期待していました。

 

桜井が大山に聞かせて欲しい答えが結局謎のまま終ってしまったのですが、何となく様子からすると多分大山に告白していたんですよね。大山がどう答えるつもりだったのかは分かりませんが、多分断るつもりだったのかなとも思えます。

 

過去の桜井を若く見せようとして演出に失敗しているのがいつも気になってしまいました。現在がクールな美人だけに、あんなにダサいのはちょっとおかしいですよね。

 

三枝の運命を一番大きく変えたのは、大山が死ななかったという事実が始まりでした。三枝は知らなかったけれど、過去の大山はかなり三枝との関係が深かったので影響が大きく出たということなんだと思います。

 

大山が死なず、黒幕の中本の悪事が露見し、兄の無実が晴らせたことで三枝は幸せに生きてこれたというのが救いだったと思います。兄が助けられなかったのは残念でしたが、シグナルのストーリーの中でも何人か救えなかった人がいるので仕方ないですね。

 

ただ、三枝が影があり暗いキャラクターというのは生い立ちが影響していると思うので、母と二人暮らしできた過去に変わったなら多少性格にも影響して欲しい気もしました。

 

大山は死なずには住んだけれど行方不明のまま、そして一度だけ無線で通信した桜井も過去の記憶が変わらずにいるという事実に驚かされました。三枝は今まで一人で戦ってきたけれど、次は桜井という強い味方ができたのかも知れません。最終回は迎えてしまいましたが、いつか大山と再会できる未来を信じたいなと感じさせるエンディングでした。

 

 

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