映画「君の名は。」のあらすじと感想!アニメで感動するということ

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映画「君の名は。」が2019年6月30日の21時から放映される予定です。

 

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君の名は。といえば、社会現象を巻き起こした話題のアニメ映画の一つです。私はその時期受験期に入っていたので、映画館へと足を運ぶことは出来ませんでした。

 

なのでブームの最盛期とは少しずれてから映画を観ました。正直、あらすじを見ただけで、まだ君の名は。の本編を見ていない時は舐めていました。

 

アニメ映画で感動することなんてあるはずがないと。ですが見終えた瞬間猛反省しました。これは必ず見ておくべき映画だったと痛感したのです。では、簡単にあらすじからご紹介します。

目次

瀧と三葉

東京の都会に住む瀧と、のどかな田舎町に住む三葉。二人はまるで共通点がないのですが、ある日をきっかけに夢の中でお互いが入れ替わるという事件が起きてしまいます。

 

二人はお互いの入れ替わりから、時には怒ったり喧嘩にもなりますが、相手のことをどんどん知っていくうちに惹かれあいます。しかしクライマックスにかけてある事件が起こり、入れ替わりが出来なくなってしまいます。

 

時空と空間を超えた出会いから、彗星が重要な意味を持ち、感動的なクライマックスを迎えていくのです。あらすじだけだと、君の名は。の良さが伝わりにくいかもしれません。ここからは要点に分けて話していきたいと思います。

 

映画「君の名は。」の声優が素晴らしい

まず声優がとても素晴らしい。とてもマニアックかもしれませんが、そこに良さが凝縮されていると言っても良いでしょう。

 

瀧の声優をしている神木隆之介さんは映画を見る前からファンでした。借りぐらしのアリエッティという作品でも声優を務められていて、そこで私はファンになりました。

 

低くて安心感があって、優しさも見えるその声は、聞いていてとても心地良いです。俳優さんですと、棒読みだとかキャラクターと合っていないこともあるかもしれませんが、全然違和感はありませんでした。

 

とても瀧というキャラにマッチしていて、のめり込んでしまいました。そして三葉も同様です。上白石萌音さんは、初めて知った女優さんだったのですが、本当に綺麗な声をお持ちです。明るくて可愛らしい三葉にぴったりでした。

 

映画「君の名は。」の作画の美しさ

そして次に作画が本当に美しいです。新海誠作品は、画面に映る朝露一つで感動できます。物語の要ともなる彗星が流れる場面では、夜空の広大さと星々の輝きが前面に散りばめられていました。

 

本当にアニメなのか目を疑った程です。瀧が星を目で追うシーンがあるのですが、下から見上げるカットで、まるでそこにいるような感覚に陥るのです。

 

自然の美しさだけではなく、人や車、電車の映像もとてもリアルです。人の動きは特に細かかったです。例えば三葉と入れ替わった瀧が、三葉の体でバスケットボールをするのですが、シュートを打った後の服の揺れ具合、胸の動きがとても細かかったです。

 

汗や表情のちょっとした変化まで、細部を凝らしてみればもっと楽しむことができます。

映画「君の名は。」の音楽が映像とマッチ

そしてもう一つ、押さえておきたいのは音楽です。劇中歌、と言いますか、節々に音楽と歌が流れるのですが、それが君の名は。の映像と見事にマッチしているのです。

 

私の中でもっとも好きなのが、スパークルという曲です。瀧が三葉を恋しく思うシーンで流れるのですが、RADWIMPSの歌声がまた切なくて苦しくて、瀧の気持ちを汲み取っているのです。

 

あらすじの中にある描写全てに、そんなキャラクターを重ねたような歌声が流れてきます。その美しい映像も相まって、ほろりと涙がこぼれてしまいそうでした。

 

君の名は。のあらすじを読んでも分かるようにSFのようなファンタジーのような、青春映画と言ってみても良いでしょう。

 

二人の恋愛の結末が気になるのもそうですが、とにかく他の部分にも注目して見て欲しいです。そこからのクライマックスへの転換は、とても見所でした。

 

君の名は。という題名にもあるように、二人は名前を思い出せず、お互いを探し合います。最後にかけての音楽と、そして疾走感と焦燥感に駆られた二人の表情と動きが、こちらのこころをぐっと掴みます。どこにいるかは分からないけれど、引かれ合うと言いましょうか。その運命とも言えるロマンチックさがあるのも醍醐味です。

 

映画のメインはもちろん物語の内容にあります。起承転結の転が本当に大どんでん返しで、ここまでの伏線はそういうことだったのか、とストンと腑に落ちます。

 

最後の滝の追い込みであったり、三葉の必死な表情や涙を流す姿は綺麗でとても可愛らしく、鳥肌さえも覚えました。

 

物語のエッセンスとして飾られているのが、声優であったり音楽であったり、作画であったり。それらのどれか一つでも欠けていれば、これほどの感動が生まれることはなかったでしょうら、新海誠作品をこうして全部見たのは初めてでした。

 

ですが監督の力量と言いますか、現代の若者世代の心をガッチリと掴んでおり、スマホに内蔵されたカレンダーのスケジュール機能や、メモ帳の機能と身近なスマホのやり取りもあり、現代SFの中にリアルがそこにありました。

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